2場所連続優勝を目指す横綱鶴竜(34=井筒)が、前頭3枚目友風(24=尾車)にはたき込まれ、5日目から平幕に3連敗を喫し4勝3敗となった。金星の友風は4勝3敗と白星を先行させた。

かど番の大関豪栄道(33=境川)は、前頭4枚目玉鷲(34=片男波)を寄り切って5勝2敗。玉鷲は4勝3敗。同じくかど番の大関栃ノ心(31=春日野)は、大栄翔に押し出され2勝5敗と苦しい星勘定となった。大栄翔は3勝4敗。

右膝負傷で2場所連続休場し、約4カ月ぶりに本場所の土俵に立つ関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)は、前頭5枚目千代大龍(30=九重)にはたき込まれ2連敗で5勝2敗。千代大龍は2勝5敗。

関脇御嶽海(26=出羽海)は、前頭4枚目正代(27=時津風)を押し出して6勝1敗。正代は2勝5敗。

人気力士の小結遠藤(28=追手風)は、小結阿炎(25=錣山)に押し出され5勝2敗。阿炎も5勝2敗。

全勝の前頭8枚目隠岐の海(34=八角)は同6枚目の妙義龍(32=境川)を小手投げで下し、無傷の7連勝。勝ちっ放しは隠岐の海、1敗で御嶽海、平幕の明生(24=立浪)、石浦(29=宮城野)が追う展開となった。