大関豪栄道(33=境川)は、前頭4枚目正代(27=時津風)を押し出して6勝3敗とし、かど番脱出まであと2番となった。正代は2勝7敗。

同じくかど番の大関栃ノ心(31=春日野)は、立ち合い右に動いて人気力士の小結遠藤(28=追手風)をはたき込み4勝5敗。遠藤は6勝3敗となった。

右膝負傷で2場所連続休場し、大関復帰を目指す関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)は、前頭4枚目玉鷲(34=片男波)を押し出して7勝2敗。玉鷲は5勝4敗。

関脇御嶽海(26=出羽海)は、前頭3枚目友風(24=尾車)を押し出して7勝目。友風は5勝4敗。

全勝の前頭8枚目隠岐の海(34=八角)は、同5枚目竜電(28=高田川)の引き落としを食らって今場所初黒星を喫した。竜電は4勝5敗。

前頭10枚目明生(24=立浪)は、同7枚目琴奨菊(35=佐渡ケ嶽)をすくい投げで下して8勝1敗と勝ち越しを決めた。琴奨菊は4勝5敗。

2横綱不在の中、優勝争いは、1敗で平幕の隠岐の海、明生、2敗で御嶽海、貴景勝、前頭2枚目朝乃山(25=高砂)が追う展開となった。