大相撲の元関脇逆鉾の井筒親方(本名・福薗好昭=ふくぞの・よしあき)が16日、都内の病院で死去した。58歳だった。秋場所前から体調を崩し、本場所を休場して入院。16日夜に容体が悪くなった。関係者によると、膵臓(すいぞう)がんとみられる。

井筒部屋と同じ時津風一門のある親方は「場所前から調子が悪いと聞いていた。それにしても急な話でびっくりしています。信じられません」と話した。

通夜、告別式などの日程は未定。井筒部屋は現在、横綱鶴竜、三段目鋼、序二段鶴大輝が在籍。部屋が消滅すれば、鶴竜らは今後、どこかの部屋に移籍することになる。