貴景勝は埼玉栄高の先輩大関豪栄道に屈した。

横綱以外の取組では過去2番目に多い55本の懸賞数となった一番。踏み込みは低かったが圧力は伝わらず、上手を取られて振り回された。

師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)によるとこの日の朝、部屋関係者が優勝した際に使用するタイを発注。3敗目を喫して賜杯レースで並ばれたが「(敗因は)ちょっとしたことだと思う。また明日頑張る」と切り替えていた。