大関豪栄道(33=境川)は、賜杯レースから脱落する結果となった。

相手の関脇御嶽海がトップタイの3敗、豪栄道は1差で追う4敗と、優勝争いを左右する一番。白星を挙げた前日13日目の関脇貴景勝と同様に立ち合い低く踏み込んだが、御嶽海の変化についていけず土俵を這った。5敗目。両横綱が不在の中、2度目の優勝は果たせなかった。

不完全燃焼の一番となったが、支度部屋で豪栄道は「(変化は頭に)なかったけど、自分が悪い。踏み込んでいこうと思った。相手の動きについていけなかった」と淡々としていた。