関脇御嶽海(26=出羽海)が2度目の賜杯を手にした。

貴景勝、隠岐の海と並んで優勝争いトップで迎えた千秋楽、本割で遠藤を下して12勝3敗とし、優勝決定戦で貴景勝を下した。白鵬、鶴竜の両横綱を除いた現役力士で初めての2度目の優勝。

◆御嶽海 本名大道久司(おおみち・ひさし)。1992年(平4)12月25日、長野県木曽郡上松町生まれ。小1から相撲を始め、長野・木曽清峰高から東洋大に進み、4年でアマチュア横綱、学生横綱。幕下10枚目格付け出しで角界入りし、15年春場所初土俵、最速タイの所要2場所で新十両昇進。同年九州場所で、史上2位タイの所要4場所で新入幕。父春男さん(70)母はフィリピン出身のマルガリータさん(49)。180センチ、177キロ。