御嶽海は想定より多い番数をこなして、大関昇進の可能性がある九州場所に向けて気概を見せた。福岡市の春日野部屋へ出稽古に行き、申し合いで栃ノ心らと計14番。

稽古後、報道陣に相撲内容を問われると「10番くらいでした?」と逆質問。実際の番数を知ると「そんなに? 取りすぎちゃった」と目を丸くした。福岡入り後、関取衆との申し合いは初めて。「初日からいいんじゃないですか。これが続いていけばいい」と納得の時間を過ごした。