日本人では初となる、史上最多43度目の優勝を目指す一人横綱の白鵬(34=宮城野)が苦しみながら3勝目を挙げた。前頭筆頭隠岐の海(34=八角)に有利な体勢からもろ差しを許す厳しい展開。最後は土俵際で上手投げを放ち白星を手にした。隠岐の海は1勝3敗。

大関陣は左大胸筋負傷からの復活を目指す貴景勝(23=千賀ノ浦)が、小結遠藤(29=追手風)をはたき込んで3勝1敗。遠藤は1勝3敗。かど番の高安(29=田子ノ浦)は小結北勝富士(27=八角)に押し出され2勝2敗。北勝富士は3勝1敗。

前場所優勝し、大関とりを狙う関脇御嶽海(26=出羽海)は、前頭筆頭大栄翔(26=追手風)に寄り切られ2勝2敗。大栄翔も2勝2敗。

2度目の大関返り咲きを目指す関脇栃ノ心(32=春日野)は前頭3枚目宝富士(32=伊勢ケ浜)を首ひねりで下し2勝2敗。宝富士は1勝3敗。