元横綱大鵬の孫、東幕下7枚目納谷(19=大嶽)が6番相撲で東幕下5枚目千代ノ皇(28=九重)を破り、星を五分に戻した。勝ち越しをかけて7番相撲に臨む。

立ち合い突き放し、最後は右をのぞかせて身を預けるように寄り切った。「相手がよく見えていたし、慌ててなかった」と納得の表情を浮かべた。

7番相撲は今年最後の一番になる。「大事な一番になる。最後をいい形で締めくくりたい」と意気込む。今場所はあごひげの伸びが早いという。「いつもは場所前にそったら生えてこないんですけど…」と、あごをさすって照れ笑い。ひげのように白星を伸ばして、関取の座に近づきたい。