小結朝乃山(25=高砂)は、西前頭10枚目の正代に敗れ、今場所を11勝4敗で終えた。

朝乃山の来場所の大関とりについて審判部の認識は薄い。高島審判部長代理(元関脇高望山)は「今日の一番はもったいない」とし、明確な大関とりではないが高い次元の成績なら昇進も…という位置づけだった御嶽海より「弱い」とした。来場所で大勝ちしても「何とも言えない」。高田川副部長も「自分が決めることではない」と前置きした上で「そもそも三役で3場所連続がそれ(条件)」とあくまでも今場所が足がかりという認識だった。