全勝で単独トップに立っていた前頭4枚目正代(28=時津風)に土がついた。かど番の大関豪栄道(33=境川)に送り倒され6勝1敗。豪栄道は3勝4敗。

2度目の優勝を目指し1敗で追う大関貴景勝(23=千賀ノ浦)は、小結阿炎(25=錣山)を押し出して6勝目。阿炎は3勝4敗。

同じく1敗で、2横綱1大関を破り好調の前頭筆頭遠藤(29=追手風)は、前頭3枚目玉鷲(35=片男波)をとったりで下し6勝目を挙げた。玉鷲は2勝5敗。

残る1敗の4人は、前頭14枚目照強(24=伊勢ケ浜)が同17枚目霧馬山(23=陸奥)を小手投げで下し、前頭17枚目徳勝龍(33=木瀬)が前頭13枚目琴恵光(28=佐渡ケ嶽)を寄り切り、ともに1敗を守った。前頭9枚目豊山(26=時津風)は同11枚目千代大龍(31=九重)に突き倒され、同11枚目輝(25=高田川)は同9枚目隆の勝(25=千賀ノ浦)に押し出され、ともに2敗目を喫した。

2度目の優勝を狙う新関脇朝乃山(25=高砂)は前頭2枚目北勝富士(27=八角)を寄り切って5勝2敗。北勝富士は4勝3敗。

人気の小兵・前頭5枚目炎鵬(25=宮城野)は前頭4枚目隠岐の海(34=八角)に寄り倒され3勝4敗。隠岐の海は5勝2敗。

12場所ぶりの平幕で迎えた元大関の前頭6枚目栃ノ心(32=春日野)は同6枚目宝富士(32=伊勢ケ浜)をはたき込み3勝2敗。宝富士は2勝5敗。

優勝争いは1敗に貴景勝、遠藤、正代、照強、徳勝龍の5人。2敗で5人が追う混戦模様。