新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)開催の2週間延期決定から一夜明けた4日、都内の部屋で、大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が報道陣の電話による代表取材に応じた。

3日の日本相撲協会の臨時理事会で夏場所延期が決定したことについて「いつもより2週間多く調整できる。それをプラスに考えるしかない」と前向きにとらえた。

7勝8敗と負け越した、史上初の無観客開催となった春場所を「寂しい思いをした」と振り返った。夏場所はかど番で迎えることとなったが、開催は延期となり、今後も日程変更の可能性はある。「コロナがはやっているので仕方ない。難しいが与えられた環境で一生懸命やっていきたい」と意気込んだ。