日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は23日、電話取材に応じ、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表される27日以降について、自粛要請していたぶつかり稽古の再開を各部屋の師匠判断とすることを明かした。

10日に幕下以下の力士1人の新型コロナウイルス感染が判明。協会は接触を伴うぶつかり稽古を、13日から自粛するように各部屋に通達していた。以降、体調不良を訴える協会員はいない。芝田山広報部長は「先週と今週は基礎運動を中心にと話したが、各部屋で検温もしっかりできている状況を見て、(ぶつかり稽古の再開は)各師匠が見極める」と話した。