日本相撲協会は25日、高田川親方(53=元関脇安芸乃島)と弟子の十両白鷹山(25=高田川)、幕下以下の力士4人の計6人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。幕下以下の力士については個人情報保護の観点で部屋名などを公表していない。親方や十両以上の関取の感染確認は初で、角界での感染者は合計7人となった。

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協会が徹底した予防策を講じても、相撲部屋は稽古に加え、原則的に衣食住をともにする共同生活で、完全な封じ込めは難しそうだ。約20人の弟子を抱える部屋の師匠は力士にコンビニにも行かせず、早朝に自らが買い出しをしており「最善を尽くすが、団体生活は1人でもかかればどうしようもない。長い闘いになる」と口にした。糖尿病の持病がある白鷹山は、発熱などもなく無症状だったという。同様の協会員がいた場合、自覚がないまま感染が広がる恐れもある。ある協会役員は「執行部がどう判断するか。本当に怖い。もう、やるとかやらないという問題ではないのではないか。一番大事なのは命だ」と吐露した。