新大関の朝乃山は27日、電話取材に応じ「自分だけではなく力士全員、夏場所があると思ってやっている」と開催が不透明な状況の夏場所に言及した。

現在は内容に制限がかかり、思うような稽古ができていない。しかし「今は我慢してやっている。番付も発表されたし、明日からまた気持ちを引き締めて初日に合わせたい」と話した。

角界以外のさまざまなスポーツにも影響を及ぼしている新型コロナ禍。26日にはインターハイが中止となった。富山商で高校相撲を経験しているだけに「中止は残念だけど(秋の)国体はまだ分からない。それに向けて気持ちを整えて頑張って欲しい。気持ちが切れたらそこで終わり」と自身に言い聞かせるように、エールを送った。