大相撲夏場所(24日初日、東京・両国国技館)が新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長により中止となったことを受け、横綱鶴竜(34=陸奥)が4日、日本相撲協会を通じて談話を発表した。

「今できることを継続して行い、7月場所で皆さんに元気な姿を見てもらえるようにしっかり準備します」とコメントした。

鶴竜は3場所連続休場明けとなった3月の春場所で12勝3敗の成績を残し、優勝次点だった。

協会は7月19日に初日を予定していた名古屋場所の開催場所について、名古屋市内のドルフィンズアリーナから東京・両国国技館に変更することも発表している。3月の春場所と同様に無観客開催を目指す方針だ。