日本相撲協会は13日、協会員のうち希望者全員を対象として新型コロナウイルスの抗体検査を実施すると発表した。

検査終了まで約1カ月かかると見込んでいる。検査結果は、まとまった段階で発表する予定。

抗体検査で協会員のおおよその感染状況を把握し、専門家の助言を参考にしながら、協会員の健康や今後の本場所開催へ向けた取り組みに生かしていくという。

日本相撲協会は同日、三段目の勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全で死去したことを発表したばかり。同協会は緊急事態宣言の延長を受け、5月の夏場所を中止とし、7月の名古屋場所(7月19日初日)は東京・両国国技館での無観客開催を予定している。