日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は22日、報道陣の電話取材に応じ、この日に協会執行部による定例会議を行ったことを明かした。

政府発令の緊急事態宣言が週明けにも全面解除となった場合について話し合ったといい「政府の緊急事態宣言が解除されても協会は独自の予防線をひいていく。力士の健康と安全管理、次の場所への大きな予防策ということ。解除されたとしても、コロナが収まったわけではない」と説明した。

稽古内容については、あらためて出稽古は禁止、ぶつかり稽古などの接触を伴う稽古は各部屋の師匠判断に任せるとした。また6月の相撲教習所での授業の中止も決定。再開は未定とした。