大相撲の大関朝乃山(26=高砂)が23日、AbemaTV放送の「大相撲ABEMA場所~記憶に残る名勝負100連発~」にリモートで生出演した。都内の高砂部屋から出演したといい、部屋での生活について「(他の力士らとの)濃厚接触はできるだけ避けるようにしている。(稽古は)今は基礎と筋トレをやっている」と、近況を明かした。

番組の解説を務める3代目元横綱若乃花、花田虎上氏とは初共演だった。視聴者からの質問で「部屋住まいはいつまで続けるのか」と問われると、朝乃山は「結婚するまで」と回答。花田氏からは矢継ぎ早に「嫁取りと綱取りはどちらが早いんですかね?」と質問され、朝乃山は照れ笑いを浮かべながら「できたら一緒くらいがいいですね」と答えた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、新大関として晴れの舞台となるはずだった5月場所は中止になった。「こういう状況なので」と現実を受け止めつつ「通常開催で“大関”と呼ばれるようになりたい」と本音を吐露。日本相撲協会が無観客での開催を目指している7月場所(7月19日初日、東京・両国国技館)に向けて、調整を進めている。