大相撲の本場所で懸賞を出している森永製菓が15日、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)において、観客の投票による懸賞「森永賞」を初のWEB形式での応募形式に変更して実施することを発表した。

森永賞は初、夏、秋の東京場所での国技館の観客による投票懸賞で、その日1番の好取組に選ばれたものに懸けられる。毎日午後3時半までに国技館内の投票箱に投票する形式で、1951年(昭26)初場所から始まり、今年で69年目だった。

アナログからデジタルの投票形式に切り替えることについて、森永製菓は「新型コロナウイルス感染症拡大により、大相撲7月場所が名古屋から東京・国技館の開催と変更になりました。また、観客を制限した開催となり、これまでの投票形式ではお客様にご参加いただけないことから、史上初のWeb応募型での『森永賞』を実施いたします。観戦に行けないお客様でも簡単に懸賞を懸けられる新しい取り組みで、国技大相撲を盛り上げてまいります」と説明した。

「デジタル森永賞」は15日午前11時からサイトがオープンされ、19日の初日から8月2日の千秋楽まで、毎日午前8時半から午後2時までが応募期間となる。