小結大栄翔が「勝てば」の条件付きの重圧を克服し、2度目の殊勲賞を獲得した。

2つの不戦勝も、11日目に横綱白鵬の連勝を止め、優勝争いを盛り上げた。「しっかり自分の形で攻めることができた。4カ月空いたが、そこで考えながら稽古できた」と満足感を口にした。三役で初めて勝ち越し、11勝まで星を伸ばした。「続けてこの成績を残せるように」と意欲を示した。