大関朝乃山が、東前頭2枚目北勝富士を寄り倒しで下して初日を出した。新大関場所だった7月場所は12勝で優勝次点だったが、大関2場所目は初日から3連敗。勢いに乗れずにいたが、押し相撲の北勝富士相手に積極的に前に出て、土俵際で粘る相手を力強く寄り倒した。5日目は西前頭2枚目玉鷲と対戦する。

先場所優勝の東前頭筆頭照ノ富士は、初日から3連勝中と勢いに乗る関脇正代を破って星を五分に戻した。正代が敗れたことで、4日目にして三役以上での全勝がいなくなった。

新入幕の東前頭14枚目翔猿は、魁聖を破って無傷の4連勝。西前頭9枚目阿武咲も炎鵬を破って無傷を守った。全勝は平幕2人だけとなった。