阿武咲が宝富士を寄り切り、3敗を守った。2桁勝利は18年九州場所以来だが「2桁は特に意識ありません」。先場所は初日から13連敗の屈辱を味わった。

「先場所は大負けしている。その分を取り返したい思いで臨んだが、意識せず1日1番で相撲をとれていると思う」。優勝争いにも残るが「その日その日の相撲を取りきるだけです」と余計な考えは消して臨む。