日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は25日、新型コロナウイルス対策で禁止が続く出稽古を、秋場所後の10月5日から約2週間、解禁することを明らかにした。

PCR検査の陰性証明と出稽古先の師匠の許可が必要で、期間中の出稽古先は1力士につき1部屋に限定。両国国技館内の相撲教習所で合同稽古を実施する案も検討されている。出稽古は3月の春場所後から禁止だった。また同部長は、新型コロナの集団感染が発生した玉ノ井部屋で陽性だった24人の力士について、全員の退院が26日に終了予定と明かした。