日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は15日、大相撲11月場所(8日初日、東京・両国国技館)の開催可否について、19日に理事会を開いて決定することを明かした。また、7月場所と秋場所で1日2500人の上限を設けた観客数について「観客、席数を増やす予定でいる。それに対する対策を発表させていただく」と話した。

この日には秋場所前に全力士が受検した、新型コロナウイルスの抗体検査の検査結果について専門医から説明を受けたという。「玉ノ井部屋の伝染が広がったのはどういう形かを分析して教えてもらった」と秋場所前に玉ノ井部屋で起こった集団感染の経緯などの説明があったという。

また「地方場所に向けてどういう対策をしたらいいか話し合った」と話した。11月場所は開催地を福岡から東京に変更。来年3月の春場所について現段階では、大阪で開催する方針を示している。