大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に3日連続で参加し、新大関の正代と三番稽古を計13番取った。

立ち合いで当たり勝つ場面が目立ち、8勝5敗と上々の内容。「徐々に慣れてきた部分もある。少しずつ良くなっていっていると思う」。秋場所で初優勝を果たした相手に、番数は3日間で計35番。「一門も違うし、先場所優勝しているし、いい稽古できるように、せっかく来たので意味のある稽古をしたいなと思った」と、言葉通りの3日間を過ごした。

合同稽古は前半3日間が終わり、20日から後半3日間が行われる。通常より早く相撲を取る稽古を再開させるかたちとなったが「そこはもう自分のどんと来いというところ。実戦が先にやれているのはいいことだし、なかなか大関同士で毎日、申し合いできることはないから、そこはしっかりとやっていきたい」と前向きに話した。