中国が内モンゴル自治区で標準中国語(漢語)教育強化を始めモンゴル族が反発を強めている問題で、同自治区出身の荒汐親方(36=元幕内蒼国来)が20日までに共同通信のインタビューで「今回の措置には99%のモンゴル族が怒っている」と中国当局を批判した。相撲界にはモンゴル出身力士も多いが、公に声を上げたのは荒汐親方が初めて。

親方は、漢族の移住促進など中国政府による長年の同化政策により「モンゴル語を話せる子供は激減している」と指摘し「このままだと母語が失われる」。9月からの措置は漢語を「母語」と規定し、モンゴル族が通う小中学校で国語に当たる「言語」の授業を1年から漢語で実施している。保護者や生徒らの抗議活動が発生し、抗議は欧米などにも広がり、東京での集会には約1万人が参加した。