大相撲の横綱鶴竜(35=陸奥)が22日、11月場所(8日初日、東京・両国国技館)出場に向けて「簡単に休みたくないという気持ち」と心境を明かした。

腰痛などの影響で7月場所は2日目から、秋場所は初日から休場と2場所連続で休場中だが「最初から休むつもりだったらやめた方がいい。いつもやっていることができるかが大事」と強調。この日は都内の部屋で基礎運動を中心に約1時間汗を流した。

出場可否は直前まで見極める。「ある程度、仕上がりは自分で分かる。ギリギリまで(状態を)見てみようと思う」。26日の番付発表後、弟弟子の前頭霧馬山を相手に相撲を取る稽古を再開させる方針も示した。