東前頭筆頭霧馬山(24=陸奥)が連敗を7で止めて2勝目を挙げた。得意の左四つから下手で振りまわし、体を入れ替えて寄り切り。11日目に2桁黒星が決まっていた中での一番だったが「真っすぐ当たっていこうと思っていた。負けても自分の相撲を取りたいと思っていた」と振り返った。

秋場所で痛めた右肩の状態は、まだ完璧じゃない。自己最高位でもがく24歳は「最後まで相撲を取って終わりたい」と力強く語った。