東前頭17枚目の志摩ノ海(31=木瀬)は大善戦も白星にはつながらなかった。

初の大関戦、初の結び。「緊張はなかった」と貴景勝の圧力を受けても、下からあてがい、おっつけながら押し返す。しかし、最後にいなされて体が泳ぐと「残せなかった」。初優勝の夢は残り、14日目は照ノ富士との2敗対決。「あと2番、自分の相撲をとるだけ。(優勝争いは)全く考えていない」と無心を強調した。