日本相撲協会は22日、両国国技館内で大相撲11場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士を決めた。

殊勲賞は条件付きで、本割と優勝決定戦で大関貴景勝に連勝し、2場所ぶり3度目の優勝を果たした時の小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)が受賞する。

敢闘賞は、幕尻の東前頭17枚目ながら14日目まで優勝の可能性を残した志摩ノ海(31=木瀬)が、無条件で受賞することが決まった。新入幕の昨年夏場所以来、2度目の敢闘賞(三賞も2度目)となった。

また千秋楽で、琴恵光に勝ち2ケタ10勝目を挙げれば、再入幕で東前頭14枚目の千代の国(30=九重)も、18年夏場所以来の敢闘賞受賞となる。

技能賞は照ノ富士が、2場所ぶり2度目の受賞(三賞は7度目)を決めた。