日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、来年1月の大相撲初場所(10日初日、両国国技館)の入場券販売方法を発表した。

1日あたりの席数上限は、11月場所の約5000席から、行政指導の範囲内の約5300席に引き上げる。たまり席の4列目以降を1席空けて使用することで引き上げとなった。また一部を一般販売する予定という。

販売方法は、7月場所以降の3場所はウェブサイト「チケット大相撲」だけだったが、これに加え各プレイガイド、コンビニエンスストアでも販売する。また興業当日の在庫状況により、両国国技館窓口で当日券販売される(午後0時半~同5時、自由席の扱いはなし)。

先行抽選は11月28日から「チケット大相撲」プレイガイドの「ぴあ」「イープラス」「ローチケ」「CNプレイガイド」で始まる。また一般販売は「チケット大相撲」と電話受付(0570-02-9310)、前述の各プレイガイド、全国のセブン-イレブン、ローソン、ミニストップ各店舗で12月5日から始まる。

その他の開催方法、感染防止策などは基本的に11月場所を踏襲する。「コロナ対策により館内外の扉を開放し充分な換気を施すため、防寒着等、充分に温かい格好でご来場ください」と呼び掛けている。