正代が前日3日目の黒星を払拭(ふっしょく)する快勝で3勝目。「初顔だったんで緊張した」という琴勝峰との一番。立ち合い、右差しから圧力をかけて押し出した。

「昨日の相撲は勢いで負けたんで変に考え込むことはなかった。自分の立ち合いをしようと考えた」。今場所、対戦相手を前日に見ないようにしていると言い、この日の相手も当日の昼に知ったという。精神面の工夫も重ね、まずかど番を脱出する。