<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館
カド番を脱した大関正代(29=時津風)と三役総ナメ快進撃の前頭筆頭大栄翔(27=追手風)が2敗でV争いトップを並走。朝乃山(26=高砂)、明生(25=立浪)の2人が3敗で追う。
12日目の熱戦を写真で振り返ります。
大相撲初場所 全取組速報
50歳以上116年ぶり! 現役最年長の華吹が勝ち越し
立ち合いから左四つ、上手投げで崩して
- 桜(右)を攻める華吹(撮影・鈴木正人)
最後ははたき込みで料理
- 桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)
- 桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)
- 桜(左)をはたき込みで破る華吹(撮影・鈴木正人)
- 桜をはたき込みで破り勝ち名乗りを受ける華吹(撮影・鈴木正人)
現役最年長50歳の華吹が勝ち越し 116年ぶり
【十両】
【幕内】
- 天空海(左)を寄り倒しで破った明瀬山(撮影・鈴木正人)
明瀬山 「いつも通り変わらずです。早く終わってほしい感じです。あと3日、準備運動しっかりして頑張ります」
- 明生(右)の攻めに土俵際で残る大栄翔(撮影・江口和貴)
琴恵光 「相手より下に入る意識でとれました。最後まで落ち着いてとれた」
- 志摩ノ海に寄り切りで敗れた豊山(撮影・江口和貴)
豊山 「勝ちたい、勝ちたいで冷静さを失っていた。悔しいですね」
- 碧山(左)の攻めを耐える翠富士(撮影・河野匠)
- 照強(右)を攻める翔猿(撮影・鈴木正人)
翔猿 「攻められたんでよかったと思います。自分の相撲を取りきればいいかと気持ちを落とさずやろうと頑張っています」
- 徳勝龍(下)を送り倒しで破る琴勝峰(撮影・鈴木正人)
- 阿武咲(左)をはたき込みで破る逸ノ城(撮影・鈴木正人)
阿武咲 「張り差しは頭に入っていた。最後、足が流れただけで悪い相撲ではなかった」
- 北勝富士(手前)に押し出しで敗れる北勝富士(撮影・江口和貴)
- 明生(右)の攻めに土俵際で残る大栄翔(撮影・江口和貴)
- 明生(手前)を突き落としで破る大栄翔(撮影・江口和貴)
大栄翔 「ちょっと見ていきすぎた。最後まで諦めないで良かった。(土俵際は)残るしかないという感じで、精いっぱい残った。ひとまず10番勝てたことは良かった。1日一番しか取れない。全部勝たないと優勝できない。最後まで1日一番(という気持ち)は忘れないようにしたい」
- 高安(右)を寄り切りで破る隠岐の海(撮影・鈴木正人)
- 玉鷲(右)を巻き落とす御嶽海(撮影・河野匠)
御嶽海 「良かったと思う。自分の相撲が取れた。(巻き落としを決めた経験は)1回、学生のときにある。立ち合い当たれて足も出ている。自分の相撲を取って、しっかり前に出る相撲を取りたい」
- 遠藤(左)を押し出す隆の勝(撮影・河野匠)
隆の勝 「途中はたいたり弱気な部分も出たが、最後押し込めた。自然と体が動いてくれたので良かった。自分らしい前に出る相撲を心掛けて頑張る」
- 竜電(右)を寄り切る正代(撮影・河野匠)
- 竜電を寄り切り懸賞金を受け取る正代(撮影・河野匠)
正代 「(前日11日目は際どい勝負だったが)いつも通り過ごして、自分の相撲を取ることだけに集中した。その日できる一番いい相撲を取れるように集中したい」