日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は16日、報道陣の電話取材に応じ、東京・両国国技館をワクチン接種の会場として使用予定としている墨田区と本格的な協議を開始していることを明かした。

芝田山広報部長は「協会は墨田区の保健所と具体的な協議に入っている。日程とか接種のやり方とかはまだ決まっていないが、明日(17日)から(国内での)接種が始まる。具体的な話に入っていかないといけない」と説明。新型コロナの感染拡大の影響により、大阪から東京に開催地が変更となった春場所は3月14日に初日を迎える。「本場所を踏まえて」と春場所開催を見越した日程調整を進める。

芝田山広報部長は「高齢者、医療従事者、基礎疾患のある方とか、協会員のことも全部含めて具体的な協議に入っている。正式に日程が決まれば報告します」と話した。