大相撲初場所でかど番脱出を果たした大関正代(29=時津風)が16日、朝稽古後に報道陣の電話取材に応じた。この日は相撲を取る稽古は行わずに、基礎運動で汗を流したと説明。20日から東京・両国国技館で始まる合同稽古への参加意思を問われると「どうしましょう。番数をそんなに取れていない。そっちが不安」と話した。

部屋では相撲を取る稽古を再開しているというが、弟弟子で平幕の豊山とはまだ相撲を取っていないという。また、昨年11月場所で負傷した左足首の状況は「とりあえずは問題はない」と話すも「あまり無理はしたくない。1度ケガをして慎重になりました」と説明。3月14日に初日を迎える春場所まで約1カ月あることや、現段階ではまだ稽古量が十分でないことなどから、合同稽古参加へは慎重な姿勢を見せた。