小結高安が関脇照ノ富士と大関経験者同士の1敗対決を制し、単独トップに立った。立ち合い、右からおっつけながら左を差し込んだ高安が右もねじ入れてもろ差し。右からの下手投げで崩し、そのまま体を寄せて寄り切った。過去11勝7敗と合口は悪くなかった相手に完勝。大混戦の場所で最初の大一番を乗り越えた。

大関朝乃山は大栄翔に敗れ、連敗で3敗に後退。2敗勢もこの日に敗れた照ノ富士、千代の国の2人だけと混迷を深めてきた。

十両の宇良と炎鵬の注目の業師対決は、宇良が物言いがつく際どい相撲を押し倒しで制した。