再出場を果たした東十両7枚目宇良(28=木瀬)が、東十両3枚目千代丸(29=九重)に、突き出しで負けて4敗目を喫した。宇良は9日目の22日に、日本相撲協会に「左腓腹部肉離れにより3月場所の休場を要する」との診断書を提出して途中休場。2日後のこの日、再出場を果たした。

立ち合いから下に潜り込もうとしたが、千代丸にうまく突かれて入り込めずに突き出された。「勝てなかったですね。負けたので(動きが)悪かったなと思います」と反省した。再出場を果たしたのには「勝ち越しを目指して頑張りたいです」と、あと2勝に迫った勝ち越しが理由だった。負傷箇所については「大丈夫です。(休場した)2日で完全に戻しました」と説明。残り4日間に向けて「あと4日しかないので頑張りたいですね」と意気込んだ。