身長2メートルの大器、西幕下15枚目の北青鵬(19=宮城野)が、2連敗からの5連勝で終えた。

場所前の稽古中に背中を痛めた。1番相撲で続けていた連勝が21でストップ。連敗を喫したが、そこから巻き返しての5勝2敗は、期待される将来性を示した。

「今場所一番いい相撲だった。自分としても5勝できてうれしい」と話し、「ちゃんとけがを治して、来場所は上でとるんでしっかりやりたい」。2番相撲から背中のテーピングは外したが、痛み止めの注射を打っての土俵だった。「来場所こそ7勝して、優勝できるように頑張りたい」と関取の座を見据えた。