東序ノ口9枚目勝南桜(しょうなんざくら、22=式秀)が、1番相撲で東序ノ口8枚目旭丸(21=友綱)に押し出され、黒星発進となった。立ち合いから相手の圧力に屈し、自身が持つ連敗記録は91に伸びた。

1月の初場所では場所前に入門時からのしこ名だった「服部桜」を「勝南桜」に改名して臨んだものの、心機一転の場所でも白星を挙げることはできなかった。当初は、生まれ育った神奈川県茅ケ崎市への思いから「湘南桜」への改名を想定していたが、師匠の式秀親方(元前頭北桜)の提案で「勝南桜」に。下の名前も高校生棋士、藤井聡太2冠から取って「祥多」から「聡太」にした。