大関に返り咲いた照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、4大関で唯一の初日から3連勝とした。

西前頭2枚目翔猿(29=追手風)を問題にしなかった。立ち合いで相手の右をたぐると、すかさず左から豪快な上手投げ。2・5秒の速攻劇だった。「(立ち合いのたぐる動きは)体が反応してくれた。落ち着いて正面に置いて相撲を取れた」と振り返った。

この日まで無観客での開催となったが、4日目からは上限5000人で観客が入る。照ノ富士は「頑張ります。(心境の変化は)ないです」と話した。