東序ノ口9枚目勝南桜(しょうなんざくら、22=式秀)が、4番相撲で東序ノ口2枚目霧乃華(16=陸奥)に押し出され、15年九州場所の序ノ口デビューから33場所連続で負け越しとなった。

もろ手突きで起こされると、相手の突っ張りに後退。まわしを取ることができず、一気に持っていかれた。

1番相撲から4連敗。これで19年初場所の6番相撲から続く連敗が「94」に伸びた。

1月の初場所では場所前に入門時からのしこ名だった「服部桜」を「勝南桜」に改名して心機一転。当初は、生まれ育った神奈川県茅ケ崎市への思いから「湘南桜」への改名を想定していたが、師匠の式秀親方(元前頭北桜)の提案で「勝南桜」に。下の名前も高校生棋士、藤井聡太2冠から取って「祥多」から「聡太」にした。