西十両筆頭の千代ノ皇(29=九重)が勝ち越しを決め、17年春場所以来の再入幕を濃厚にした。

「8番勝って落ち着いたじゃないが、とりあえずよかった。昔の相撲だと押されたり、引かれたりしていたが、今場所は足に力が入って相撲がとれている」

十両優勝争いもトップに並んでおり、残り5日間に向けても気合をみなぎらせた。