進退を懸けて土俵に上がる横綱白鵬が、平幕の大栄翔を下して初日から3連勝とした。立ち合いは右で張っていき、左を差した。一気に腰をひねりながら、豪快なすくい投げで勝負あり。初日からの3連勝は昨年7月場所以来となった。
3日目の取組を写真で振り返ります。
千代の国(2勝1敗) | ○ | はたき込み | ● | 石浦(0勝3敗) |
剣翔(3勝0敗) | ○ | 寄り切り | ● | 徳勝龍(2勝1敗) |
剣翔 「(初日から3連勝し)自分でも思った以上に気持ちが落ち着いている。膝と腰の調子がよくて気持ち的に楽になっている。あと12日間もてばいい。」
徳勝龍「立ち合い、見ていこうとして後手後手になった。いい方に考えていきたい。」
千代丸(1勝2敗) | ● | 寄り切り | ○ | 宇良(2勝1敗) |
宇良「勝ててよかったです。流れ乗れたと思います。力を出し切れるように頑張りたい。」
琴ノ若(3勝0敗) | ○ | 引き落とし | ● | 照強(1勝2敗) |
若隆景(1勝2敗) | ○ | 引き落とし | ● | 翔猿(1勝2敗) |
若隆景「(新三役として初白星だが)自分の相撲に集中しているので、そういうのはない。体は動いていると思う。」
北勝富士(2勝1敗) | ● | 寄り切り | ○ | 御嶽海(2勝1敗) |
北勝富士「悪くなかったけど、最後の詰めで押し返させてしまったのが良くなかった。そこまで悔やむ内容ではなかった。」
高安(1勝0敗2休) | ○ | 寄り切り | ● | 逸ノ城(2勝1敗) |
高安「落ち着いて前に攻めることができた。(腰の状態は)おかげさまで良くなりました。(休場中は取組をテレビ観戦し)しっかり他の力士の相撲を見て、今後の参考になればと思って過ごしていた。今日が初日だと思って、千秋楽まで優勝争いに絡めるように落ち着いてやっていきたい。」
照ノ富士(3勝0敗) | ○ | 腕捻り | ● | 隆の勝(0勝3敗) |
照ノ富士「落ち着いて取れてよかったです。(かいなひねりは)稽古場ではたまに出ていますけど、場所で出るとは思わなかった。体が反応してくれた。ぎりぎりのところでも技が出るのは良かったと思う。」
正代(2勝1敗) | ● | 引き落とし | ○ | 遠藤(1勝2敗) |
正代「かみ合っていない。相手のペースで取られた感じがします。自分では分からなかったけど、付け人に聞いたらちょっと立ち遅れていたと言われたので、直していかないといけない。」
白鵬(3勝0敗) | ○ | すくい投げ | ● | 大栄翔(0勝3敗) |