進退を懸けて土俵に上がっている横綱白鵬が、隆の勝の攻めをしのいで初日から4連勝とした。攻防の中で背中を向けてしまう場面もあったが、最後は土俵際で突き落とした。

綱とりに挑戦する大関照ノ富士も初日から4連勝とした。大栄翔の押しに苦しんだが、何とか体勢を持ち直して寄り切った。

大関正代は小結若隆景に敗れて2勝2敗となった。

「ぎっくり腰」から復帰して3日目から出場した関脇高安は、遠藤をはたき込んで2勝目を挙げた。

勝ちっ放しは白鵬、照ノ富士、平幕の玉鷲の3人となった。

21場所ぶりに幕内に返り咲いた宇良は、輝に敗れて2勝2敗となった。