西前頭4枚目大栄翔(27=追手風)が、発熱症状を訴えて新型コロナウイルスのPCR検査を受けた同じ部屋の西前頭13枚目剣翔(30)が陰性だと判明し、胸をなで下ろした。

剣翔は、この日の打ち出し後に電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると「40度くらいまで上がった」という発熱に見舞われた。休場で4日目の千代の国戦は不戦勝。PCR検査の結果は陰性で、同広報部長は「蜂窩(ほうか)織炎の可能性もある」と説明していた。剣翔は5日目から再出場する。

剣翔が感染し、大栄翔を含む追手風部屋の力士が濃厚接触者にあたると判断されれば、5日目から途中休場となる可能性もあった。大栄翔はこの日の取組後、リモート取材で剣翔に陰性結果が出たことを知り「あ~良かったです。心配だったので」とホッとした表情を見せた。

相撲は5連敗中と合い口の悪かった宝富士を下して3勝目。伸びのある突きで攻め込み、流れの中ではたき込みを決めた。今年の初場所覇者は「しっかり攻めた結果がはたきも決まったので、流れが良かった。自分の中で久しく(宝富士に)勝っていないので、思いっきりいかないと、勝つ糸口もつかめない。まだ前半だけど体の調子は悪くない。しっかり最後までやりたい」と意気込んだ。