日本相撲協会は秋場所12日目の23日、13日目の取組を発表し、結びで単独首位を走る1敗の新横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)と3敗の関脇御嶽海(28=出羽海)の一番が組まれた。

照ノ富士は幕内復帰した昨年7月場所から、御嶽海には6勝1敗で5連勝中。御嶽海は前日11日目の取組後に、照ノ富士戦に向けて「作戦は考えている」と不敵な笑みを浮かべていたが、昨年秋場所以来の白星を挙げられるか。

2敗で照ノ富士を1差で追走する平幕の妙義龍(34=境川)は、大関貴景勝(25=常盤山)と対戦する。貴景勝には過去13戦全敗だが、初優勝の望みをつなげられるか。

11日目終了時で3敗勢は御嶽海を含めて大関正代(29=時津風)、平幕の阿武咲(25=阿武松)、隠岐の海(36=八角)、遠藤(30=追手風)、千代の国(31=九重)の6人。正代は阿武咲と3敗対決、隠岐の海は逸ノ城、遠藤は霧馬山、千代の国は隆の勝と対戦する。