関脇御嶽海(28=出羽海)が、難敵の東前頭筆頭大栄翔をすくい投げで下して3連勝した。

腰の重さを生かして、相手の激しい突っ張りをしのいだ。「相手が見えているなと思いながら取っていました。体が動いている証拠だし、相手に力が伝わっていると思う」と好感触。「引いたら持っていかれる相手。一つのミスが命取り。特に大栄翔関は」。この日が十両時代を含めて19度目の対戦(12勝7敗)。警戒心を高めて臨んだ。

過去に1度も2桁白星を挙げたことがなく、自身も「苦手」と認める九州場所で3連勝発進。「今は調子いいので、しっかり前半戦気持ちよく臨みたいと思います」と言葉に自信がみなぎっていた。

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