再入幕の西前頭15枚目・阿炎が、ベテランの玉鷲も豪快に突き出して1敗を守った。立ち合いこそ押されたが、そこからのど輪で巻き返し、最後は完勝した。1敗を守って優勝争いを繰り広げる中、13日目は大関貴景勝との対戦が組まれた。

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貴景勝は高安との張り合いから、最後は送り出して1敗をキープ。13日目は生き残りをかけた注目の一番となった。

横綱照ノ富士は明生に攻め込まれたが土俵際、かけてきた足をはね上げる掛け投げを決めて12連勝。初の全勝優勝へひた走る。