西十両4枚目の一山本(28=二所ノ関)が、炎鵬を突き落として11勝目で十両優勝争いの単独トップを守った。14日目に勝ち、3敗の荒篤山が負ければ優勝が決まる。

「相手をしっかり見えていて、中に入れないよう落ち着いていけた」と振り返り、残り2日に向けて「来場所、再入幕できるよう1番、1番積み重ねていきたい」と話した。ただ、14日目にも優勝の可能性については「あまり聞かないようにしてください」と苦笑い。「意識すると硬くなるんで、最悪あと1番負けてもいいぐらいの気持ちで」と語った。